- その魅力と味わい -
白の世界的な人気品種。ソーヴィニヨン・ブラン

古くからフランスをはじめ、世界中で愛されている高級白ブドウ品種の代表格、ソーヴィニヨン・ブラン。日本ワインでも栽培しているところが増えている、温故知新の品種です。

グリーンなフレーバーと豊かな酸味が味わいのアクセントになる、世界的に人気の白ブドウ品種!

フランスのボルドー地方やロワール地方で、古くから栽培されているブドウ品種、ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)。栽培地は世界にひろがっており、白ワインの原料としてシャルドネに次ぐ高い人気を誇ります。適地での栽培によってピーマンのような青い香りを持つこともあり、豊かな酸も特長のひとつです。日本では長野県・島根県・山梨県などでの栽培が比較的多く、徐々に人気は高まっていますが、ワイン原料用の白ブドウ品種としては第6位(※)に位置します。
※国税庁調査・国内製造ワインの概況より(平成30年調査分)

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日本国内では、それほど多くはない品種。ブレンドにも用いられ、味わいに深みを増す役割も。

酸がしっかりと立ち、柑橘やグレープフルーツ、ときにパッションフルーツを思わせる香りが感じられるソーヴィニヨン・ブラン。単一品種でももちろん楽しめますが、独特の青い香りや酸味を上手に生かすために、ブレンドされることも多い品種です。原産地・フランスの最高級ワインでも、ブレンドの主要品種として使われます。スッキリと爽やかな飲み口で、和食や寿司などとの相性がいいことでも知られています。日本ワインでは、ナイアガラやシャルドネなどとのブレンドもみられ、独自の味わいも生まれています。日本ワインで発見したら、ぜひ味わっておきたい品種です。

写真左から:
2022 うみがめ(ソーヴィニヨン・ブラン)/5,500yen(税込)
Sauvignon Blanc 2020 Yokomachi Pere et Fils extra brut/4,950yen(税込)
BLANC BLANC 2022/3,740yen(税込)
ソーヴィニヨン・ブラン 2020/3,300yen(税込)

品種で選ぶと、日本ワインはもっと楽しい!
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ブドウ品種で選べば、日本ワインがもっと楽しくなる。日本固有種から欧州系品種まで、品種ガイドと、ワインエキスパートおすすめの銘柄を紹介します。

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日本ワインで、日本をもっと深く知る。
エリア別ワイナリーガイド

日本の感性と職人技を生かした名品が次々と誕生し、国内外の食通を惹きつけながら、進化し続ける日本ワイン。南北に長い日本列島の各地で栽培・収穫されたブドウのみを使用し、日本国内で製造された「日本ワイン」は、その地域の気候や品種によって性質もさまざまで、そのため多様性に富んだ味わいが特徴です。北は北海道、南は九州・沖縄まで。日本全国より、wa-syuが厳選した50以上のワイナリーをエリア別ガイドでご紹介します。

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